#27191 Human ApoA5 Assay Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- ヒト
- 対象検体:
- 血清, EDTA-血漿
- 測定範囲:
- 0.31 ~ 20 ng/mL
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 108,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 27191 |
---|---|
製品名 | Human ApoA5 Assay Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | ヒト |
対象検体 | 血清, EDTA-血漿 |
測定範囲 | 0.31 ~ 20 ng/mL |
一次反応 | 37℃ 60分間 |
ニ次反応 | 2 ~ 8℃ 30分間 |
感度 | 0.144ng/mL |
特異性 | 測定物質 交差率(%) ApoA4 ≦0.1 ApoB100 ≦0.1 ApoE2 ≦0.1 ApoE3 ≦0.1 ApoE4 ≦0.1 |
保管 | 2 ~ 8 ℃ |
毒物劇物 | 非該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
測定サービス | あり |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 108,000円 |
製品説明
製品説明
アポA5は、2001年にPennacchioらによって発見された分子量39kDaの蛋白質で、肝臓で生産され、血液中ではHDL粒子とTGリッチリポ蛋白(CM,VLDL)に結合して存在していることが報告されております。
これまでの研究の過程で、アポA5欠損マウスによる動物実験において血清中のTG濃度が顕著に上昇する一方で、アポA5遺伝子を導入したマウス血清においてはTG濃度が顕著に低下することが確認されています。また、ヒトにおいてもアポA5遺伝子変異によるアポA5欠損症で重篤な高TG血症を呈することが示されていることから、アポA5はTGの代謝を調整する因子の一つとして注目されています。
本ELISAはヒト血液中のアポA5を特異的に測定することが出来ます。
これまでの研究の過程で、アポA5欠損マウスによる動物実験において血清中のTG濃度が顕著に上昇する一方で、アポA5遺伝子を導入したマウス血清においてはTG濃度が顕著に低下することが確認されています。また、ヒトにおいてもアポA5遺伝子変異によるアポA5欠損症で重篤な高TG血症を呈することが示されていることから、アポA5はTGの代謝を調整する因子の一つとして注目されています。
本ELISAはヒト血液中のアポA5を特異的に測定することが出来ます。
参考文献
参考文献
- The Evaluation of Lipid Analysis for PXB-Cells LA as a Human Non-Alcoholic Fatty Liver Disease Model. Masaki Takahashi et al. BPB Reports 2024 Volume 7 Issue 4 Pages 147-156.PMID:
- Influence of apolipoprotein A-V on the metabolic fate of triacylglycerol. Sharma V et al. Curr Opin Lipidol. 2013 Apr;24(2):153-9.PMID: 23241513
- Apolipoprotein A-V dependent modulation of plasma triacylglycerol: a puzzlement. Sharma V et al. Biochim Biophys Acta. 2012 May;1821(5):795-9.PMID: 22209939
- The novel apolipoprotein A5 is present in human serum, is associated with VLDL, HDL, and chylomicrons, and circulates at very low concentrations compared with other apolipoproteins. O'Brien PJ et al. Clin Chem. 2005 Feb;51(2):351-9. Epub 2004 Nov 4.PMID: 15528295
Note: Retrieve by PMID number in displayed by abstract: http://www.ncbi.nlm.nih.gov
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.免疫抗原は何ですか。
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A.全長リコンビナントApoA5です。
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Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
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Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
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Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
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Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
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Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
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Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
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Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
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Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
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Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
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Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
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Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。