#27700 GLP-1, Active form (High sensitivity) Assay Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- ヒト, マウス, ラット
- 対象検体:
- EDTA血漿、培養上清
- 測定範囲:
- 0.25 ~ 16 pmol/L
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 77,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 27700 |
---|---|
製品名 | GLP-1, Active form (High sensitivity) Assay Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | ヒト, マウス, ラット |
対象検体 | EDTA血漿、培養上清 |
測定範囲 | 0.25 ~ 16 pmol/L |
一次反応 | 2 ~ 8°C Overnight |
ニ次反応 | 2 ~ 8°C 60分間 |
感度 | 0.09 pmol/L |
特異性 | GLP-1 (7-36) amide 100% GLP-1 (7-37)100% GLP-1(1-37)0.04% GLP-1(9-36) amide 0.02% Glucagon N.D. Human GLP-2 N.D. Human GIP(1-42) N.D. Human GIP(3-42) <0.01% Mouse GIP(1-42) N.D. Rat GIP(1-42) N.D. |
保管 | 2~8°C |
測定サービス | あり |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 77,000円 |
備考1 | *検体採取の際は DPP4 阻害剤を添加するか、GLP-1 専用の採取容器を使用してください。 |
製品説明
製品説明
GLP-1(Glucagon Like Peptide-1)は、Glucagonと同じくProglucagon遺伝子の転写産物で、小腸下部L細胞から分泌される消化管ホルモンのひとつです。GLP-1(7-36) amideおよびGLP-1(7-37)が活性型とされており、これらのタンパク質は血中でDPP4(dipeptidyl peptidase-4)により短時間のうちに分解され、GLP-1(9-36)amideおよびGLP-1(9-37)となり活性を失います。GLP-1はGIP(Glucose-dependent Insulinotropic Polypeptide )とともにインクレチンとして知られ、血糖依存的に膵ランゲルハンス島β細胞からのインスリン分泌を促します。また、GLP-1は膵α細胞からのグルカゴン分泌を抑制し、食後の血中グルコース濃度の上昇を抑えます。これらの膵臓を介した血糖調節機能に加え、胃内容物排泄遅延や、食欲抑制などの膵外作用により体重を減少させることから、GLP-1の作用機序を利用した2型糖尿病治療薬が開発されてきました。このELISAキットは、活性型GLP-1(GLP-1(7-36) amideとGLP-1(7-37))を特異的に測定することができます。
Keywords:
GIP / GLP-1 / Insulin / Incretin
Keywords:
GIP / GLP-1 / Insulin / Incretin
参考文献
参考文献
- Plasma Glucagon Levels Measured by Sandwich ELISA Are Correlated With Impaired Glucose Tolerance in Type 2 Diabetes. Kobayashi M et al. Endocr J. 2020;10.1507/endocrj.EJ20-0079.PMID: 32448820
- The Dipeptidyl Peptidase-4 Inhibitor Linagliptin Ameliorates High-fat Induced Cognitive Decline in Tauopathy Model Mice. Nakaoku Y et al. Int J Mol Sci. 2019 May 23;20(10). pii: E2539.PMID: 31126115
Note: Retrieve by PMID number in displayed by abstract: http://www.ncbi.nlm.nih.gov
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.DPP阻害剤の条件を教えてください。
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A.GLP-1 active formの測定には、DPP4阻害剤入りの採血管で採血したEDTA血漿が対象となります。BD™ P800 GLP-1, GIP, Glucagon, Ghrelin保存用真空採血管をご使用いただくか、DPP4 inhibitorを用いて、活性をブロックしてから測定する必要があります。DPP阻害剤の量は、血液1mLに対し10uL、あるいは血漿1mLに対し20uL です。
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Q.本キットで糖尿病治療薬 (e.g. リラグルチド)などを測定できますか。
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A.本キットは生体内GLP-1活性型 (7-36/37)を測定する目的で開発していますので、当社では各薬剤の評価はしておりません。評価ご希望の方は当社までお問い合わせください。
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Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
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Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
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Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
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Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
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Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
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Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
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Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
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Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
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Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
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Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
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Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。