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#27186 Human COX-2 Assay Kit - IBL

使用用途:
研究用試薬
測定方法:
ELISA
測定対象:
ヒト
対象検体:
培養細胞抽出液
測定範囲:
1.09 ~ 70 ng/mL
容量1:
96 Well
価格1:
108,000円

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。

製品概要

製品概要

製品コード 27186
製品名 Human COX-2 Assay Kit - IBL
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
測定方法 ELISA
標識 HRP
測定対象 ヒト
対象検体 培養細胞抽出液
測定範囲 1.09 ~ 70 ng/mL
一次反応 37℃ 60分間
ニ次反応 2 ~ 8℃ 30分間
感度 0.25 ng/mL
保管 2 ~ 8 ℃
毒物劇物 非該当
カルタヘナ 非該当
測定サービス なし
容量1 96 Well
価格1 108,000円

製品説明

製品説明

本製品は従来の製品番号17186の試薬を液状化することにより、安定性、利便性の点で改良したキットです。 HRP標識抗体を凍結乾燥品から液状の試薬とすることにより、使用期限は12ヶ月に伸び、また冷蔵保存すればいつでも小分けして使用することができます。 それに加え感度も向上し( 0.25 ng/mL)、測定範囲は2.15 - 275 ng/mLから 1.09 - 70 ng/mLとなりました。 サンプル調製時の細胞、組織の可溶化には、製品番号19022の IBLysis-Iをお奨めします。 IBLysis-IはTNE bufferを基本として調製された可溶化緩衝液で、バイアルに分注されたものもご用意しており、便利にご使用になれます。 COX-1, COX-2 (Cyclooxygenase -1, -2) は、別名prostaglandin endoperoxide H synthaseとも呼ばれ、アラキドン酸からのプロスタグランジンH2 (PGH2) 合成における反応を触媒する重要な酵素です。また、COX-1とCOX-2はアミノ酸レベルで約60%のホモロジーを持っていますが、COX-1は腎臓、胃、血管平滑筋、あるいは血小板など、多くの組織に広く構成的に発現しており、いわゆるハウスキーピング的な役割を果たしていると考えられています。一方、COX-2は通常多くの組織から検出することはできませんが、種々のサイトカイン、ホルモン、腫瘍誘発剤、炎症メディエーター、およびマイトージェンなどの刺激に対して反応しマクロファージやその他の細胞で一過性に高レベル発現してくることから、炎症病態に関連したプロスタグランジン産生を担うと考えられています。このように、炎症性COXとも呼ばれるCOX-2は、急性炎症巣、アレルギー性炎症肉芽組織、胃潰瘍の損傷治癒、あるいは生殖系などで多彩な役割を果たしていることが報告されています。

よくある質問FAQ

よくある質問FAQ

  • 質問
    Q.マウスで測定できますか。
  • 回答
    A.測定できません。
  • 質問
    Q.イヌで測定できますか。
  • 回答
    A.測定できません。
  • 質問
    Q.血清または血漿サンプルで使用できますか。
  • 回答
    A.使用できません。
  • 質問
    Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
  • 質問
    Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
  • 質問
    Q.使用プレートの特徴を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
  • 質問
    Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
    ※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
    1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。
  • 質問
    Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
  • 質問
    Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
  • 質問
    Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
  • 質問
    Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
  • 質問
    Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
  • 質問
    Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.自動洗浄機での洗浄を推奨します。
    洗浄瓶による洗浄の場合こちらの動画をご参照ください。
  • 質問
    Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
    必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。