#27160 Mouse Leptin Assay Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- マウス
- 対象検体:
- EDTA-血漿, 血清, 培養上清
- 測定範囲:
- 12.5 ~ 800 pg/mL
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 83,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 27160 |
---|---|
製品名 | Mouse Leptin Assay Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | マウス |
対象検体 | EDTA-血漿, 血清, 培養上清 |
測定範囲 | 12.5 ~ 800 pg/mL |
一次反応 | 37℃ 60分間 |
ニ次反応 | 37℃ 30分間 |
感度 | 0.86 pg/mL |
特異性 | 測定物質 交差率 Mouse Leptin 100.0% Rat Leptin 43.6% Human Leptin 0.30% |
保管 | 2 ~ 8 ℃ |
毒物劇物 | 非該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
測定サービス | なし |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 83,000円 |
製品説明
製品説明
obese突然変異マウスは通常マウスの2倍以上に肥満して育ち、肥満研究において重要な役割を果たしています。このマウスはobese遺伝子に変異がみられ、これが肥満の原因となっています。obese遺伝子産物は、ギリシャ語のLeptos(痩せている)からLeptin(レプチン)と名付けられ、肥満動物の脂肪組織で多く発現しています。主に視床下部弓状核に作用して、摂食量と体重増加の抑制をもたらします。 レプチンの作用として、最近,生体内の脂質や糖の代謝調節作用の重要性が報告されています.脂肪細胞が分泌するレプチンは、脂肪細胞以外の細胞に過剰の脂質が蓄積するのを抑制する作用をもっているらしく、レプチンがきちんと働かないと、膵細胞や肝細胞などに脂質の過剰な蓄積が起こり、最終的にはインスリン抵抗性といった糖尿病の症状へと悪化していると考えられます。このように、レプチンの測定は肥満のみならず糖尿病関連の研究に有用です。最近では、レプチンが中枢神経系を通して骨形成の有力なインヒビターとして働き、骨密度の制御とその病気の主要な役割を演じていることが報告され、骨研究でのレプチン解析も注目されています。
参考文献
参考文献
- Peptide YY Causes Apathy-Like Behavior via the Dopamine D2 Receptor in Repeated Water-Immersed Mice. Yamada C et al. Mol Neurobiol. 2018 Sep;55(9):7555-7566.PMID: 29429048
- Effects of zinc deficiency and supplementation on leptin and leptin receptor expression in pregnant mice. Ueda H et al. Biol Pharm Bull. 2014;37(4):581-7.PMID: 24694605
- Effect of caffeine and capsaicin on the blood glucose levels of obese/diabetic KK-A(y) mice. Okumura T et al. J Oleo Sci. 2012;61(9):515-23.PMID: 22975786
- Anti-obesity and anti-diabetic effects of fucoxanthin on diet-induced obesity conditions in a murine model. Maeda H et al. Mol Med Rep. 2009 Nov-Dec;2(6):897-902.PMID: 21475918
- Central infusion of histamine reduces fat accumulation and upregulates UCP family in leptin-resistant obese mice. Masaki T et al. Diabetes. 2001 Feb;50(2):376-84.PMID: 11272150
- Neuronal histamine regulates food intake, adiposity, and uncoupling protein expression in agouti yellow (A(y)/a) obese mice. Masaki T et al. Endocrinology. 2003 Jun;144(6):2741-8.PMID: 12746338
Note: Retrieve by PMID number in displayed by abstract: http://www.ncbi.nlm.nih.gov
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
-
Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
-
Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
-
Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
-
Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
-
Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
-
Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
-
Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
-
Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
-
Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
-
Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
-
Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。