#18285 Anti-Rat TNF-α Rabbit IgG Affinity Purify
- 使用用途:
- 研究用試薬
- アプリケーション:
- WB, IHC
- 容量1:
- 100 μg
- 価格1:
- 64,000円
- 容量2:
- 10 μg
- 価格2:
- 17,000円
- アプリケーション略称の説明
- WB:ウェスタン・ブロッティング
- IHC:免疫組織化学
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 18285 |
---|---|
製品名 | Anti-Rat TNF-α Rabbit IgG Affinity Purify |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
アプリケーション | WB, IHC |
検出対象 | ラット |
免疫抗原 | Rat TNF-αのC端部分合成ペプチド |
精製方法 | 抗原ペプチドによる特異精製 |
包装形態 | 1 % BSA、0.05 % NaN3含有PBS 1.0 mLに溶解したものを凍結乾燥 |
保管 | 2~8℃ |
毒物劇物 | 該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
容量1 | 100 μg |
価格1 | 64,000円 |
容量2 | 10 μg |
価格2 | 17,000円 |
備考1 | 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。 |
製品説明
製品説明
TNF (Tumor Necrosis Factor)とLT (Lymphotoxin)は、それぞれ腫瘍壊死因子、細胞障害因子として見出されました。両者は生理活性の多くを共有し、同一の受容体を介すること、アミノ酸の相同性からTNFファミリーを形成し、TNF-α、TNF-βとも呼ばれています。TNF-αは、157個のアミノ酸からなる分子量約17kDaのタンパク質で、76アミノ酸のシグナルペプチドをもち、分泌される場合と、膜結合型となる場合があります。分子内にジスルフィド結合をもち、βシート構造が重なったサンドイッチ状をし、ウイルス外被タンパク質にみられるjelly-roll構造と類似します。共有結合なしに円形の三量体を形成して、生物活性を示しています。TNF-αは、マクロファージをはじめ、多くの細胞で、産生されるのに対し、LTの産生は、リンパ球系に限られています。TNF-αの持続性過剰産生、産生不良は、種々の疾患の原因や増悪をもたらします。リポタンパクリパーゼの阻害(カケクチン作用)により血中脂肪酸の提供を抑制し、細胞内脂肪分解から悪液質(カケクシア)を起こします。また、肥満細胞などの脱顆粒により大量のTNF-αが放出され、アレルギー反応を拡大しています。そのほか、敗血症ショック、移植、SLE、糖尿病、動脈硬化症など、多くの病態に関与が報告されています。