#10369 Anti-Human TEK/Tie-2 (2A1) Mouse IgG MoAb
- 使用用途:
- 研究用試薬
- アプリケーション:
- WB, IP, ICC, FCM, NT
- 容量1:
- 100 μg
- 価格1:
- 64,000円
- 容量2:
- 10 μg
- 価格2:
- 17,000円
- アプリケーション略称の説明
- WB:ウェスタン・ブロッティング
- IP:免疫沈降
- ICC:免疫細胞化学
- FCM:フローサイトメトリー
- NT:中和試験
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 10369 |
---|---|
製品名 | Anti-Human TEK/Tie-2 (2A1) Mouse IgG MoAb |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
アプリケーション | WB, IP, ICC, FCM, NT |
検出対象 | ヒト |
免疫抗原 | Human TEK/Tie-2の細胞外領域のリコンビナントタンパク質 |
起源 | マウス×マウス ハイブリドーマ (腹水) (X63 - Ag 8.653 × BALB/cマウス脾臓細胞) |
クローン名 | 2A1 |
サブクラス | IgG1 |
精製方法 | Protein Aによる精製 |
特異性 | HUVECを用いたウエスタン・ブロッティングで特異性を確認 |
包装形態 | 1 % BSA, 0.05 % NaN3含有PBS 1.0 mLに溶解したものを凍結乾燥 |
保管 | 2~8℃ |
毒物劇物 | 該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
容量1 | 100 μg |
価格1 | 64,000円 |
容量2 | 10 μg |
価格2 | 17,000円 |
備考1 | 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。 |
製品説明
製品説明
TEKはTie-2 (Tyrosine kinase with Ig-like loops and Epidermal growth factor homology domains-2), CD202bとしても知られる145kDaの受容体型チロシンキナーゼで、内皮細胞や造血細胞で発現されます。その構造は2つのIgG様ループを含む独特な細胞外領域を持ち、この2つのループは3つのEGF (epidermal growth factor)様繰り返し配列によって分断されており、3つの?型フィブロネクチン様反復へと続き、細胞内には2つのチロシンキナーゼドメインを有します。Angiopoietin1, 4はリガンドとしてこの受容体のリン酸化を誘導しますが、Angiopoietin2, 3はアンタゴニストとして働くことが報告されています。これらによる情報伝達経路は、血管内皮細胞への細胞接着を制御しており、腫瘍の血管新生や成熟血管において内皮細胞の生存、統合性の維持に重要な役割を果たしていると考えられています。本モノクローナル抗体は、ウエスタン・ブロッティング、免疫沈降試験により、TEK/Tie-2を認識し、TEK/Tie-2発現細胞に対するFACS解析も可能です。また本抗体の添加によって、リガンド結合に依存的なTEK/Tie-2のリン酸化が誘導されないことも確認されており、中和抗体として使用して頂けます。 *中和試験に用いる場合は、別途、添加物を含まない無菌分注製品をご用命くださ い。