製品関連 ニュース
- 製品関連2017/05/22
- 血清で測定できるリパーゼ関連キット(HTGL / EL / GPIHBP1)新発売!
リポタンパク質の代謝において、重要な役割を果たすリパーゼ関連キットを発売しました。
#27180 Human Serum HTGL Assay Kit - IBL
#27263 Human EL C-Terminal Assay Kit - IBL
#27179 Human GPIHBP1 Assay Kit - IBL
関連参考文献はこちら
HTGL
A new enzyme-linked immunosorbent assay system for human serum hepatic triglyceride lipase. Miyashita K et al. J Lipid Res. 2017 Jun 20. pii: jlr.M075432
PMID: 28634192
GPIHBP1
Autoantibodies against GPIHBP1 as a Cause of Hypertriglyceridemia. Beigneux AP et al. N Engl J Med. 2017 Apr 27;376(17):1647-1658.
#27180 Human Serum HTGL Assay Kit - IBL
#27263 Human EL C-Terminal Assay Kit - IBL
#27179 Human GPIHBP1 Assay Kit - IBL
関連参考文献はこちら
HTGL
A new enzyme-linked immunosorbent assay system for human serum hepatic triglyceride lipase. Miyashita K et al. J Lipid Res. 2017 Jun 20. pii: jlr.M075432
PMID: 28634192
GPIHBP1
Autoantibodies against GPIHBP1 as a Cause of Hypertriglyceridemia. Beigneux AP et al. N Engl J Med. 2017 Apr 27;376(17):1647-1658.
PMID: 28402248
HTGL (hepatic triacylglycerol lipase / hepatic triglyceride lipase)とは
脂質分解酵素であるHTGL (hepatic triacylglycerol lipase / hepatic triglyceride lipase)は、肝性リパーゼ (HL) とも呼ばれる分泌型の糖タンパク質です。HTGLはトリグリセリド(TG) や、カイロミクロンレムナント、中間比重リポタンパク質 (IDL)、高比重リポタンパク質 (HDL) 中のリン脂質を加水分解する脂質分解酵素として、リポタンパク質の代謝において重要な役割を果たしています。HTGL欠損症では、高コレステロール血症や高トリグリセリド血症を呈し、β-超低比重リポタンパク質 (VLDL)、カイロミクロンレムナント、IDL、TG-豊富な低比重リポタンパク質 (LDL)、HDL等の蓄積がみられると報告されています。
EL (Endothelial Lipase)とは
高比重リポ蛋白(High Density Lipoprotein, HDL)粒子内のリン脂質に基質特異性が高いホスホリパーゼA1分子であり、HDLリン脂質を分解することによりHDL代謝を促進するHDLの分解代謝酵素です。ELは正常血管の血管内皮細胞、血管平滑筋細胞に発現されていますが、動脈硬化血管においては動脈硬化巣のマクロファージ、新生血管にも強く発現されていることから、脂質代謝や動脈硬化の進展への関与が考えられています。
GPIHBP1
(Glycosylphosphatidylinositol anchored high density lipoprotein binding protein 1)とは
糖脂質により修飾を受けたアンカー蛋白で、毛細血管内皮細胞膜上に存在し、TG-rich リポ蛋白(中性脂肪)の代謝に関与していることが知られています。GPIHBP1は、脂肪細胞や骨格筋細胞で合成・分泌されたリポタンパク質リパーゼ(LPL)をトランスサイトーシスにより血管内腔側へ運び内皮細胞表面に繋留する役割を果たします。その遺伝子変異は1型高脂血症(高カイロミクロン血症)の原因となることから、TG-rich リポ蛋白の代謝において極めて重要な役割を演じていることが明らかとなっています。
皆様の研究活動にお役立て頂ければ幸いです。
受託測定サービスはこちら
HTGL (hepatic triacylglycerol lipase / hepatic triglyceride lipase)とは
脂質分解酵素であるHTGL (hepatic triacylglycerol lipase / hepatic triglyceride lipase)は、肝性リパーゼ (HL) とも呼ばれる分泌型の糖タンパク質です。HTGLはトリグリセリド(TG) や、カイロミクロンレムナント、中間比重リポタンパク質 (IDL)、高比重リポタンパク質 (HDL) 中のリン脂質を加水分解する脂質分解酵素として、リポタンパク質の代謝において重要な役割を果たしています。HTGL欠損症では、高コレステロール血症や高トリグリセリド血症を呈し、β-超低比重リポタンパク質 (VLDL)、カイロミクロンレムナント、IDL、TG-豊富な低比重リポタンパク質 (LDL)、HDL等の蓄積がみられると報告されています。
EL (Endothelial Lipase)とは
高比重リポ蛋白(High Density Lipoprotein, HDL)粒子内のリン脂質に基質特異性が高いホスホリパーゼA1分子であり、HDLリン脂質を分解することによりHDL代謝を促進するHDLの分解代謝酵素です。ELは正常血管の血管内皮細胞、血管平滑筋細胞に発現されていますが、動脈硬化血管においては動脈硬化巣のマクロファージ、新生血管にも強く発現されていることから、脂質代謝や動脈硬化の進展への関与が考えられています。
GPIHBP1
(Glycosylphosphatidylinositol anchored high density lipoprotein binding protein 1)とは
糖脂質により修飾を受けたアンカー蛋白で、毛細血管内皮細胞膜上に存在し、TG-rich リポ蛋白(中性脂肪)の代謝に関与していることが知られています。GPIHBP1は、脂肪細胞や骨格筋細胞で合成・分泌されたリポタンパク質リパーゼ(LPL)をトランスサイトーシスにより血管内腔側へ運び内皮細胞表面に繋留する役割を果たします。その遺伝子変異は1型高脂血症(高カイロミクロン血症)の原因となることから、TG-rich リポ蛋白の代謝において極めて重要な役割を演じていることが明らかとなっています。
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お気軽にお問合せください。
お問合せはこちら
株式会社免疫生物研究所
診断・試薬事業部
販売サポート
TEL: 0274-50-8666
Email: do-ibl@ibl-japan.co.jp
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